虫止め
2006年 06月 09日
浴衣(ゆかた)や長襦袢(ながじゅばん)についている物体。
袖付け(そでつけ)や揚げ上(あげうえ)などの
ホツレやすい場所にしてある。
小さいが、効果は絶大。
以前、着慣れない浴衣を着付け中、裾(すそ)を
間違えてふんずけてしまった事がある。
一瞬のことで、「しまった」と思ったら、時既に遅し。
ぶちっ
袖が裂けたのを覚悟して、おそるおそる見てみたら、
虫止め(むしどめ)だけがほどけた状態だった。
・・・この時ばかりはホント、虫止めしてて良かったと思った。
要するに、布を補強する役割なのだ。
そんな虫止めの作り方。
まず糸を通した針を、刺して抜く。
2回目に刺した時、抜かずに刺したままにする。
指に糸をひっかける。
指にひっかけた糸を、針の方に移す。
指を抜いて、糸をそーっとひっぱる。
この時、ゆるみが入らないように
しっかりと針の根元にもっていく。
これを8回繰り返す。
(この回数が多いほど、大きい虫止めが出来る)
最後に、糸が上がってこないように
押さえながら針を抜く。
同じ位置に針を刺し、抜いて固定。
玉止めをして隠したら完成♪
この「虫止め」ホツレ防止なので、何回か着たら
浴衣の身代わりに成仏している可能性大です。
・・・中にはもともとしていない物もありますが。
やり方知っとくと、便利だと思います。
ちなみに、名古屋帯(なごやおび)の太鼓(たいこ)の三角の部分。
2本取りの糸で虫止め作っておくと、丈夫でホツレにくくなります☆
※虫止めは、分かりやすいように目立つ色の糸でしていますが、
本来は目立たないように、色を合わせてあります。
袖付け(そでつけ)や揚げ上(あげうえ)などの
ホツレやすい場所にしてある。
小さいが、効果は絶大。
以前、着慣れない浴衣を着付け中、裾(すそ)を
間違えてふんずけてしまった事がある。
一瞬のことで、「しまった」と思ったら、時既に遅し。
ぶちっ
袖が裂けたのを覚悟して、おそるおそる見てみたら、
虫止め(むしどめ)だけがほどけた状態だった。
・・・この時ばかりはホント、虫止めしてて良かったと思った。
要するに、布を補強する役割なのだ。
そんな虫止めの作り方。
まず糸を通した針を、刺して抜く。
2回目に刺した時、抜かずに刺したままにする。
指に糸をひっかける。
指にひっかけた糸を、針の方に移す。
指を抜いて、糸をそーっとひっぱる。
この時、ゆるみが入らないように
しっかりと針の根元にもっていく。
これを8回繰り返す。
(この回数が多いほど、大きい虫止めが出来る)
最後に、糸が上がってこないように
押さえながら針を抜く。
同じ位置に針を刺し、抜いて固定。
玉止めをして隠したら完成♪
この「虫止め」ホツレ防止なので、何回か着たら
浴衣の身代わりに成仏している可能性大です。
・・・中にはもともとしていない物もありますが。
やり方知っとくと、便利だと思います。
ちなみに、名古屋帯(なごやおび)の太鼓(たいこ)の三角の部分。
2本取りの糸で虫止め作っておくと、丈夫でホツレにくくなります☆
※虫止めは、分かりやすいように目立つ色の糸でしていますが、
本来は目立たないように、色を合わせてあります。
by kimono-syokunin
| 2006-06-09 23:51
| 着物ぷち知識